奥穂高岳

【山域】奥穂高岳(3,190m)
【場所】長野県・岐阜県
【日時】2004年10月01日(金)
【コース】新穂高温泉 - 白出小屋 - 穂高岳山荘 - 奥穂高岳
【メンバー】単独
【装備】自転車、飲料水1.8リットル
【地図】笠ヶ岳、穂高岳
【天気】快晴



白出沢の横断地点:重太郎橋(下山時撮影)




岩切道(川床から10m程上の岩壁の水平道):暗くて取り付きが判らなかった(下山時撮影)




笠ヶ岳に朝日が射し始めました




笠ヶ岳と残月




笠ヶ岳に映る穂高の影




白出沢上部を仰ぐ




白出沢上部から、雲海に浮かぶ白山




穂高岳山荘から、常念岳(下山時撮影)




穂高岳山荘から、涸沢(下山時撮影)




奥穂高山頂からの、槍ヶ岳




槍ヶ岳と北穂高




ジャンダルム




焼岳




上高地




紅葉�




紅葉�




紅葉�:荷継小屋跡より白出沢を振返る。



奥穂高岳山頂からの展望

壁紙向けの画像


さんこう記録

2004年10月01日(金): 台風一過の晴天が予想されるので、前日の内に新穂高温泉
の駐車場に入る。3時起床4時出発の予定であったが、2時には目が覚める。
外は月明かりで明るいので、3時出発に予定を早める。食事を済ませ、自転車に
ザックをくくり付け3時前に出発です。出発してすぐ、新穂高温泉バスターミナル
前のトイレに寄ります(駐車場の仮設トイレよりこちらがお勧めです)。
(温泉利用の?)暖房がしてあり、温水も出る綺麗なトイレです。
では仕切り直しの出発です、急な坂道ですがロープ−ウエイ過ぎまで舗装されて
いるので楽です。ゲートを過ぎると未舗装の林道になり辛い登りになります。
4:17 白出小屋に到着。ほとんどは押し歩きでしたが、これで帰りは楽になります。
ペツルとナショナルの二つのライトを点けて夜道の登山道を進みます。
今回初めてペツルのライトを併用したのですが、LEDの光は足元を広く照らしてくれ
夜道の登山が非常に楽で、お勧めです。
5:10 白出沢の横断地点、重太郎橋に到着です。仮設の45cm幅の一本橋が架って
います。下はゴウゴウと水音がし、周りが暗い為に少し緊張します。
橋を渡ってからが難物でした、暗いうえ河原のため踏み跡が判らず次の登山口が
判らないのです。周囲を10分ほどウロツキ、少し薄明るくなったこともあり、
右岸、岩壁途中に桟道らしき物を見つけました。岩壁の中腹を削って出来た岩切道
でした。橋を渡りすぐ上のガリー裾野の上端から取り付く必要が有ります。
(最初このガリーがルートと見ていましたが。ガリーの裾野の下端からアプローチ
した為ルートでは無いと判断し、結果的に時間が掛かってしまいました。)
ガレ場を登り、岩切道を辿りますが結構スリリングな道です、しがみつく
事はしませんが、鎖等を手の中で滑らしながら進みます。程なく、白出大滝の巻道
になります。背後の笠ヶ岳に朝日が射し始めました。残月と朝日に輝く笠も印象的
です。巻道を抜け荷継小屋跡に到着しますと、白出沢に再度下りて行きます。
白出沢の右側に遥か高く穂高の岩峰がそそり立っています。
白出沢はナナカマドの潅木帯を過ぎると瓦礫の沢に一変します。谷には朝日もまだ
射しませんから、生命体の存在を否定するような一種異様な風景が延々とコルまで
続きます。一方背後の笠ヶ岳に朝日が当り、中腹には穂高の影を映し、強いコン
トラストを描いて輝いています。
今日は、雲一つない晴天ですが、錫杖岳を越えて高山の盆地辺りには雲海が
広がり、その上に白山が浮かんでいます。雲海が白い雪面のようにも見えます。
7:58 白出沢のコルに到着です。登山道にも表と裏とが有るとしたら、白出沢の道は
裏道ですね!穂高岳山荘の裏口から表に廻ると朝日が眩しいです。表道の涸沢から
登る登山者が太陽に照らされて見えます。(もっとも、表道は夏には焼かれて逆に辛い
登りかもしれません。今日の白出沢コースは汗も殆どかかずに快適に登れました。)
常念、前穂北尾根が望めますが、朝日の斜光の為、黒くシルエットとしか見えません。
穂高岳山荘から、南側へ急な岩場に取り付きます。2本の鉄梯子を登り切ると、
悪場は終わります。今まで、Tシャツ一枚で登って来ていたのですが、
岩陰には霜柱が立っています。10月ですからもう冬が近いのですね。
8:32 奥穂高山頂に到着です。祠の台座に登り周囲を眺めます。雲一つない快晴です。
北には槍ヶ岳、南にはジャンダルムが立派です。足下には上高地、涸沢が横たわって
います。中間着を着て30分程周囲の風景を楽しみます。体も冷えてきましたし、
涸沢泊りの登山者もチラホラやって来ます。そろそろ引き揚げましょう。
9:00 下山開始です。白出沢に入ると人も居なくなります。今日の白出沢経由の
登山者は私を含め6人程度でした。静かな登山が楽しめます。
荷継小屋跡周辺の紅葉が盛りでした。途中、西穂沢を偵察と思いましたが、
樹林帯で上部は窺い知れませんでした。下部は緩やかで広々としています。
12:08 白出小屋に到着です。ここからは楽チン*2の自転車下りです。
未舗装の為飛ばせませんが、12:30には駐車場に着けそうです。
12:32 無事駐車場に到着です。
高度差2,100mなので、登り5時間半が目標でしたが、15分オーバーは林道が長い為
納得のいくタイムです。下り3時間32分は自転車利用もあり満足満足です。
未明に出発の奥穂高日帰り登山、疲れもなく快適な登山でした。
次の目標は、槍ヶ岳(飛騨沢)の日帰りですが、これは山スキーになりそうです。

<タイム>
2:47  新穂高温泉駐車場
4:17 白出小屋
5:10 重太郎橋
7:58 白出沢のコル:穂高岳山荘
8:32 奥穂高岳
9:00  奥穂高岳(下山開始)
12:08 白出小屋
12:32 新穂高温泉駐車場



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