白沢天狗尾根・2,063m峰(から矢沢へ)

【山域】爺ヶ岳前衛:白沢天狗尾根・2,063m峰
【場所】長野県
【日時】2006年02月28日(火)
【コース】矢沢林道入口 - 堰堤 - 白沢天狗尾根・枝尾根 - 白沢天狗尾根・ 2,063m峰 - 2,063m峰北斜面 - 矢沢 - 矢沢林道入口
【メンバー】単独
【装備】シュガーダディ 153cm, ディアミール・XP, ガルモント-Gフィット
【地図】大町、神城
【天気】曇り後晴れ



矢沢堰堤近くより、登行の尾根(右背後は東尾根)




尾根上では、霧氷?がお出迎えです。




東尾根越の爺ヶ岳




白沢天狗尾根・2,063m峰の北斜面(此処を出発点として矢沢まで滑ります)




白沢天狗尾根・2,063m峰から、爺ヶ岳




白沢天狗尾根・2,063m峰から、鹿島槍




北斜面から、矢沢




矢沢から、鞍部を仰ぐ(回りはデブリです。)



さんこう記録

2006年02月28日(火): 昨年4月、爺ヶ岳から「白沢・矢沢」を継続して下るルート
を知り、是非滑ってみたい思っているのですが。只、出来れば3月中に滑りたいと思っ
ているのです。過去の記録だと東尾根経由で爺ヶ岳に登るようですが、地図を観
る限りスキーには不向きではと思ってしまいます。
今回、矢沢の1,200m辺りから白沢天狗尾根・2,063m峰に登り上げる枝尾根を
偵察ルートに選択します。
08:18 矢沢林道入口 をシールで出発します。なお、車は車道上手100m辺りの
除雪・排雪場所に停められました。未明では林道はハッキリしないかも知れない
が、雪が有れば林道も、林の雪原も一緒です。方向さえ間違わなければ大丈夫です。
堰堤を左岸から乗越します。もし雪が無ければ、設置された鉄梯子でしょうか?
1,200m辺りより枝尾根に取付きましたが、もっと早めのほうが良さそうです。
枝尾根下部の雪は先日の雪が枝から落ち、雪面は小クレーターの状態です。
急斜面では、シールが利かず苦労します。これも経験と無理矢理納得させます。
1,600m辺りに成りますと、霧氷の林が迎えてくれます。日差しも出てきて
キラキラ輝いています。
部分的に急な斜面とクラストに寄り壷脚を余儀なくされますが、概ねシール登行が
可能です。
1,900m辺り、東尾根越の爺ヶ岳、鹿島槍が立派です。これだけでも山スキーに来
た甲斐が在ります。間もなく白沢天狗尾根・2,063m峰です。時間が大分掛
かりました、爺ヶ岳を目指すなら、早い時間の出発と雪質が問題となります。
13:24 白沢天狗尾根・2,063m峰到着です。頸城の山々も良く見えます。
でも、西側は樹木で展望が在りません。
13:43 下山開始です、北斜面に飛び込み矢沢を目指します。上部斜面は程々の
雪質でしたが、後が良くありません。先日の降雪が雪崩、古い雪面を磨き上げた、
アイスバーンです。とても怖くてターンなど出来ません。
隣の樹林帯に斜滑降で滑り込みキックターン、元の樹林帯に斜滑降の繰返しです。
遅々として、高度は落ちません。でも、何とか矢沢の川床が近くなります。
最後は、ガリガリのルンゼです。横滑りで何とか川床に到着です。これで、滑落
の危険性は無くなりました。でも試練は残っています。デブリです。
これはまるで除雪車ですね。雪面を削り、デブリをブチマケテいます。
デブリを抜けても、楽はさせてくれません、日陰の沢床、クラストしていて、
しかも雪が引っかかるのです。少しターンして横滑り、この繰返しです。
なんとか、堰堤到着です。日差しも当り雪も緩み安堵の心境です。
堰堤左岸を乗越す時、ふと後を振り向くと単独のテレマーク氏が居ました。
絶対人には会わないだろうと思っていたので、少しビックリでした。
同じ、山スキーMLの方だそうで、東尾根の1,766m峰の往復だそうです。
この世界が狭い事を実感しました。テレマーク氏はスキー場からとの事で、
途中から見失いました。
15:02 矢沢林道入口に到着。上り下りとも、厳しい山スキーでした。
爺ヶ岳迄、日帰り出来るのかな...?




<タイム>
08:18  矢沢林道入口
13:24  白沢天狗尾根・2,063峰
13:43  下山開始(矢沢へ)
15:02 矢沢林道入口



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