横前倉山

【山域】北アルプス北端:風吹・横前倉山(1,907m)
【場所】長野県
【日時】2007年03月16日(金)
【コース】風吹林道入口(660m) - 南俣沢 - 横前倉山(1,700m)[往復]
【メンバー】単独
【装備】シュガーダディ 153cm, ディアミール・XP, ガルモント-Gフィット
【地図】雨中、白馬岳
【天気】曇り、時々雪



風吹林道入口(660m)




林道(880m地点)から見下ろす、姫川




林道から、横前倉山と箙岳




細尾根から、湯滝




細尾根を振り返る




手前:台地上から、中央のピンポイントを見下ろす。(画像不鮮明)




ピンポイントの目印:右尾根(下山時)の露岩2箇所




横前倉山のブナ林




巨木




横前倉山(1,700m)から見下ろす斜面



さんこう記録

2007年03月16日(金):清水宏達さんの記録「富士山麓より」に触発され、
来馬から横前倉山の往復を念頭に、横前倉山から温泉マークの在る細尾根の
取付を確認がてらの偵察山行です。
もう一つ、隠れた目的は来週の山行の足慣らしでもありました。

当初、常念岳の山スキーを考えていたのですが、昨夜の深酒で起きられません。
やむなく、横前倉山の偵察に切替えます。
来馬からは細い林道ですから少し緊張します。除雪されていて路面が乾いている
のが救いです。風吹林道入口に到着、車は3,4台駐車可能です。
10:00 風吹林道入口(660m)をシールで出発です。驚いたことに下りトレースが
在ります。非常に新しく今日の物とも思えるくらいです。
トレースに導かれ林道のショートカットが容易になります。
林道からは、横前倉山、箙岳が僅かに見えますが、雪が舞っていて朧です。
11:08 南俣沢通過、雪は締まっており此処まで快調です。
尾根上の林道もショートカットです。下りスキーの主は相当通い慣れていますね!
シールの着脱ポイントやルート取りに、躊躇している雰囲気が有りません。
1,150m辺りから細尾根に入ります。右側はスッパと切れていますから緊張します。
さらに、うねっていますから下りが心配です。途中、右手の沢に温泉の滝が見え
ます。硫黄の匂いも強いです。細尾根部分を通過すれば尾根幅も広がりますが、
特徴の無い尾根です。
12:37 ピンポイントに到着です。尾根は正面台地の下で消えます。
右斜め前の台地にトラバース気味に10m程登り上げます。横前倉山の斜面です。
このピンポイントには、初見での下りで辿り付くのは先ず無理と思われます。
件のスキーの主も、ピンポイントの上で停止してルート確認をしたようです。
目印としては、(下山時)右手の尾根の2箇所の露岩でしょうか。
当初の目的は達したのですが、ブナの斜面と新雪です。頂上は無理としても、
1時半迄登り続けることにします。素晴らしい斜面ですから...。
1,500m地点で、スキーの主は風吹山荘の方角にルートを取っています。
(正確には、風吹山荘から1,500m地点に斜滑降気味に下ってきており、
そこから、下にピンポイントを目指していました。ひょっとして山荘の方かな?)
1,600m辺りで、ブナ林から樺の疎林に変わり、オープンバーンになります。
13:46 横前倉山(1,700m)。タイムリミットも過ぎ、高度も切りが良い1,700mで
登行中止です。小雪の為、さほど視界が利かないのが残念です。その代わり
雪質が良さそうです。
14:02 横前倉山(1,700m)下山です。このところウロコ板で転げまくっていたの
で、すこし緊張気味のスタートです。兼用靴にシュガーダディ+良質の新雪と
くれば、何も云うこと無しです!テール滑りで最高です!
アッと云う間のピンポイントですが、お構いなしに滑り込みます。
オット細尾根です、急制動で止まります。少し調子に乗りすぎました。
細尾根は、左がスパット切れているので、右斜面側を利用して滑ります。
なんとか無事通過です。この後も林道をショートカットしながら快調に
下ります。
14:26 南俣沢到着です。ここから約70m程の林道登りです。秘密兵器の
キッカーシールの出番です。着脱が簡単ですから緩い登りには最適です。
(もっともそれだけ嵩張りますが...)
林道880m地点から姫川目がけて滑り込みます、林道のショートカットです。
此処まで下がると流石に雪質は悪くなりますが、問題にはなりません。
15:04 風吹林道入口(660m)に到着です。今シーズン最高の山スキーでした!

2006年12月号の岳人で、栂池からの風吹・横前倉山のルートが紹介されました。
このルート、横前倉の斜面から細尾根に入り込むには、初見では無理と思います。
個人的には、栂池からの滑降よりも、来馬から往復して横前倉山の斜面を楽しま
れることをお勧めいたします。
自分の足で高度を稼ぐ充実感も在りますし、下りの安心感が格段に違いますから。
日帰りも十分可能ですし...。

(次回本番では、GPSを持参し、ピンポイント情報を登録しませう。
今回も、GPSは持参していたのですが、地図が別領域だったので、
やむなく車に残してしまいました。アホですね!)



<タイム>
10:00  風吹林道入口(660m)
11:08  南俣沢
12:37 ピンポイント
13:46  横前倉山(1,700m)
14:02  横前倉山(1,700m)下山
14:26  南俣沢
15:04 風吹林道入口(660m)



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