四ッ岳北面

【山域】乗鞍山域:四ッ岳(2,751m)
【場所】岐阜県
【日時】2007年03月19日(月)
【コース】平湯キャンプ場 - 渡渉点 - 四ッ岳[往復]
【メンバー】私、小諸のH氏
【装備】シュガーダディ 153cm, ディアミール・XP, ガルモント-Gフィット(私)
シュガーダディ 163cm, ディアミール・XP, ノルディカTR(H氏)
【地図】焼岳、乗鞍岳
【天気】晴天



四ッ岳北面と大崩山(前日、撮影)




渡渉点とH氏




四ッ岳北面から、笠ヶ岳




四ッ岳北面から、槍・穂高連峰




四ッ岳北面から、猫岳・大崩山




四ッ岳直下のカール地形(次回には、是非滑りたいですね!)




四ッ岳の、なんとしませう?(ネーミング放棄!)




四ッ岳山頂から、乗鞍岳



四ッ岳北面からの、北アルプス(壁紙画像)

さんこう記録

2007年03月19日(月):初めての、単独以外の山スキーです。
数年前からお声かけ頂いていた、小諸のH氏との山スキーです。
H氏には当日夕方には用事があり、午前5時頃には出発したいとの意向です。
前日の日曜日に、時間的余裕の有る私が渡渉点迄偵察して置きます。
他人のトレースを当てにするのも癪ですから。(相当頑なな私ですね...!)
しかし、山スキーMLで有名になりトレース痕だらけです!この日曜日には
20名程は入山している雰囲気です。尾根取付きが急なだけで、渡渉点の
スノーブリッジもしっかりしていて大丈夫です。

平湯バスターミナルで車中泊をして、4時45分頃平湯キャンプ場に移動します。
気温マイナス11度と寒い朝です。夜空は満天の星でしたから...。
05:10? 平湯キャンプ場をヘッドランプで出発します。暫く尾根と並行して進み、
小沢右の斜面に取付きます。昨日のトレースが下山のスキーヤーに削り取られ
登れません。仕方なく引き返し、H氏トップで小沢をジグを切って登り上げます。
1,580m台地を進み、大滝川の支流に出合った地点で沢筋に降ります。
06:26 渡渉点に到着です。対岸にはブルーの氷柱が綺麗です。
スノーブリッジはしっかりしており、今しばらくは大丈夫でしょう。
渡渉終了後の北面台地に登り上げる斜面が急です。私はツボ足にします。
H氏はシールの限界に挑戦と、シールで登り上げます。
北面台地は疎林とまでは云えませんが、スキーには問題ない台地です。
2,000m辺りより、背後に笠ヶ岳や穂高連峰が木の間隠れに望めます。
笠ヶ岳にはガスが掛かりそうな雰囲気ですから、樹間からの撮影を試みます。
2,400m辺りで樹林帯を抜けますから、槍・穂高連峰や猫岳・大崩山を撮影
します。ルート的には尾根コースを選択致します。しかし、冷たい強風が
吹き付けます。(この時点でクトーを装着します。)この風を避ける為、
尾根には直接取付かず、東側を巻いて進みます。(樹林帯を抜けた辺りからは、
厳冬期に逆戻りしたような厳しい状況なのです。)
2,630m辺りで尾根に取付きます。部分的に凍結した急斜面が有り
ます。H氏はクトー付きシールで慎重にジグを切り登り上げます。
私には無理です、危険回避のためにアイゼンのツボ足です。
ほんの10数メートルの斜面ですが、仕方ありません。
尾根に立ち、再度シール歩行に切替えます。H氏は先に進み姿が見えません。
頂上が見えました。H氏も居ます。寒風の吹きすさぶ中、相当待たせてしまい
ました。(後で聞くと、頂上付近をグルグル廻って待って呉れていたそうです。)
10:43 四ッ岳山頂到着です。周囲の写真を撮って、即逃避行です。
風除けの場所を求め、東側の岩陰に避難し、下山準備です。
なかなか時間が掛かります。シールは袋に仕舞うことも出来ず、そのままザック
に押し込みます。なんとか準備完了です。安全の為、カール地形ではなく、
登りのルートを下ることにします。カリカリのアイスバーンを慎重に下ります、
次はシュカブラ帯です、ここら辺りからターンが可能になります。
安定した雪面になり、尾根から右の沢の急斜面に飛び込むことにします。
H氏は歓声を上げてターンを繰り返します。私も後に続きます。
(単独行故か、私はスキーで声を出したことが有りません。心はワクワクしている
のに、この違いは面白いものですね。決して気力不足では無いと思うのですが...)
2,400mの樺の林辺りから、荒らされていない斜面を求めて東側へルートを取ります。
何人かは滑って居ますが、良いシュートが在ります。突入です!パウダーでは
有りませんが、軽い新雪が残っています。十分楽しめます。シュート脇の樹帯林
の無垢の新雪も頂きます。
少し東側に寄り過ぎたので、修正して渡渉地点に向かいます。
渡渉地点手前の下り斜面は横滑りで問題なく沢床に降ります。
12:37 渡渉点に到着です。ここでツボ足になり対岸の台地に登ります。
小休憩の後、ヒールフリーで下って行きます。最後の荒れた小沢をこなし、
一路平湯キャンプ場を目指します。
13:05 平湯キャンプ場に到着です。後は当然「ひらゆの森」の温泉です。

(H氏の力を借りましたが)出来れば、復帰第一戦の本格的山スキーと
位置付けたい所ですね...。頑張りませう!


<タイム>
05:10? 平湯キャンプ場
06:26  渡渉点
10:43  四ッ岳山頂
12:37 渡渉点
13:05 平湯キャンプ場



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