白馬鑓沢

【山域】白馬鑓ヶ岳(2,903m)
【場所】長野県
【日時】2007年5月08日(火)
【コース】猿倉 - 白馬尻 - 最低鞍部 - 鑓ヶ岳頂上 - 鑓温泉 - 小日向のコル - 猿倉
【メンバー】私、小諸のH氏
【装備】TCエボルーション 150cm, ディアミール・フリーライド, ガルモント-Gフィット
シュガーダディ 163cm, ディアミール・XP, ノルディカTR9(H氏)
【地図】白馬岳、白馬町
【天気】晴



残月



朝焼けの大雪渓



大雪渓俯瞰



杓子の岩鋒



白馬岳



鑓山頂より、白馬・杓子岳



鑓温泉(熱くて、長湯は不可能)



鑓温泉から、小日向のコル方面



白馬鑓・中央ルンゼ(下部は雪溝が深い!)



小日向のコルより、鑓沢



小日向のコルより、白馬、小蓮華岳



さんこう記録

2004年5月08日(火): 小諸のH氏と2度目の山スキーです。H氏は夕方には
会議があり、4時頃に出発したいとの希望です。

04:08 猿倉をシールで出発します。1ヶ所(猿倉小屋上)雪が消えていますが、
それ以外シール歩行が可能でした。長走沢出合が割れていて、渡渉が必要です。
実は、これを予想して秘密兵器を用意しています!もっとも単なる大型のポリ袋
です。底の破れた穴から少し水は入りますが靴は完璧に防御されています。
(渡渉時のテストが目的で、兼用靴で渡渉してもさほど水は入らないと思いますが...)
金山沢、谷割れが始まっていますが、大雪渓を横断する雪は大丈夫です。
林道終点後、登山道を辿りかけたのですが、大雪渓が完全に埋まっており、
快適ですから、そちらを辿ります。
白馬尻辺りで朝焼けになります。残月も見えます。今日一日快晴ですね。

大雪渓が終り急斜面になるとツボ足です。お互いピッチが上がりません。
急斜面が終り、再びシールで最低鞍部を目指します。しかし風が強いです!
ザラメ雪が散弾銃のように頬に当り痛いです!

08:38 最低鞍部に到着です。毛勝の山が霞んで見えます。
ますます風が強いです。ザックのスキーがあおられます。ノロノロと進みます。
瓦礫を嫌い雪面を辿っていたのですが、シュルンドにはまります。
H氏が声を掛けて通過します。確かにその時点では大丈夫でしたが、再度バラン
スを崩し、シュルンドに深く落ち込みます。右足が雪に埋まり抜けません。
ザックを外し雪を掻き分けます。脱出に10分程掛かったのでしょうか?
雪崩に埋まると自力では抜け出せないと言われますが、実感です。
H氏には心配をかけてしまいました。

珍しいことに、杓子のトラバース地点には雪が残っています。
クトーを付けてシールで辿ります。鑓の登りも雪が多いです。
杓子のコルの岩陰で風を避け、アイゼン歩行の準備をします。
同時にシールを剥がし、滑降の準備も済ませます。
鑓の登りは岩クズ混じりの雪面です。風にスキーが煽られ、左右に小さく
蛇行しての登りです。辛い登りでした。
唯一特筆したいことは、鑓の頂上から杓子沢に落ちる斜面です。綺麗です、
今が絶好のコンディションの感じです。(強風、疲労等で撮影出来ませんでした。)

10:50 鑓ヶ岳頂上になんとか到着です。周囲の写真を撮りエントリー地点に
移動します。頂上直下、中央ルンゼ(H氏は経験済)と同一地点です。
最初は慎重に滑ります。さあ、鑓沢の大斜面です。大胆に滑りませう!
私が、最初に滑り込みます、快適斜面です!中盤過ぎで、H氏を待ちます。
華麗な滑りです!流石、スキーのインストラクターです。
鑓温泉には左手の沢を下ります。

鑓温泉、二人で貸切です。お湯が熱く肩まで入れません、とりあえず半身浴です。
H氏持参の缶ビールが喉にしみます。日差しも良く、のんびりと致します。
入浴後、小日向のコルを目指します。先ずは快適・ノンビリ斜面です。
中央ルンゼ下部は雪溝が深くエグラレテおり、状況は余り良くはありません。
一滑りの後は小日向のコルへの登り返しです。風呂とビールでウトウトしながら
登ります。
13:29 小日向のコル到着です。後は中山沢源頭の急斜面を滑り、猿倉台地を辿り
ます。
14:18 猿倉に到着です。体力的にはきつかったですが、滑りは十分に楽しめました。
H氏に感謝です。

山スキーMLの報告の中で、
� 2号雪渓、*直登ルンゼ等、急なルンゼは深い雪溝 が見られ相対的に悪そうです。
と報告いたしましたが、
*部分を訂正いたします。正しくは、白馬鑓ヶ岳中央ルンゼです。

<タイム>
04:08 猿倉       
08:38 最低鞍部
10:50 鑓ヶ岳頂上
13:29 小日向のコル
14:18 猿倉


【過去の記録】

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