爺ヶ岳・西沢/小冷沢

【山域】爺ヶ岳(2669.8m)
【場所】長野県
【日時】2004年4月3日(土)
【コース】大谷原 - 西俣出合 - 西沢 - 冷尾根(2,025m) - 小冷沢 - 大谷原
【メンバー】単独
【装備】バンデットB1 150cm, ディアミール・チターナル3, ガルモント-Gフィット
【地図】神城, 大町
【天気】小雪



西俣出合からの西沢



冷尾根(2,025m) より上部尾根



小冷沢二俣(1,604m) より右俣(こちらを滑りました)



小冷沢二俣(1,604m) より左俣



魚道のあるダム(スリル満点の飛降りでした)


さんこう記録

2004年4月3日(土):5時20分に農園を出発、だいぶ薄明るくなっている。
大町市街を抜け、鹿島集落に近くなると、雪が舞い始める。東の空は明るいので
何とか大丈夫でしょう。除雪が進んでおり、大谷原まで車が入る、得した感じ...。
5:55 大谷原をシールで出発する。雪だけでなく、ガスもでて視界が利かない。
6:50 西俣出合到着。西沢に入ると益々ガスが濃くなってくる上に、雪も本降りとなる。
7:45 1,700m 地点で冷尾根への沢を目指す。視界は50m程で、正しい沢か判らないが、
壷脚で高度を上げてゆく。稜線直下、新雪が邪魔になり、急斜面を選んで登るため
アイゼン着用の準備する。付け終わった直後、新雪雪崩が落ちできたが、
チリ雪崩で別段問題は無かった。しかし、長居は無用である。
9:25 冷尾根(2,025m)地点の鞍部に到着。小冷沢もやや急であるが広々としている。
この広さが逆に、何処からでも雪崩れそうである。新雪は10cm程度なので、
雪崩れても大事にはならないであろう。稜線直下で横滑り入れて雪崩を誘引して
みるが、あまり雪崩れない。何とか大丈夫そうである。雪崩れが発生すれば、左の
樹林帯に逃げる態勢で、滑降開始。新雪下の堅雪をエッジで捉えターンを繰り返す。
部分的に小さな雪崩れが発生するが問題なし。只、雪の為メガネが曇る。
9:50 小冷沢二俣・1,604m 地点に到着。しばらく快適な斜面が続く。
スノーブリッジを2回ほど渡り、10:10 地図上にないダム(1,205m)に到着。
これが難問であった。エスケープルートが無いではないか...。
ダム直前に、スノーシューの跡が在ったので、足跡の主は何処を辿ったのか?
大きく巻いた形跡はない。ダムを直接越えたようである。ダムに戻る。
ダム右岸に鉄の梯子上部が数段見える、下は雪で埋まっている。ダム下の右岸壁は
雪が切れており下降ルートに取れない。ダムには魚道がジグザグに切ってあり、
これが使えそうである。魚道の壁上(幅30cm程)を慎重に下る。下の魚道は雪で埋
まっているので、魚道壁上から飛降りる。これを三回繰り返して。ダム下に到着。
ダム下を辿ると、左岸になってしまう。帰るには右岸に渡らねばならない。しば
らく下り、再度、スノーブリッジを使い右岸に渡ると、そこは林道であった。
10:40 大谷原に到着である。
今回の山スキーは、時間的には快調に推移したが、偵察目的の小冷沢が問題である。
ダムの鉄梯子が出ていないと、掘り出さないと登下降できないかもしれない。
時期が遅れると、渡渉を数回覚悟しなくてはならない。
爺ヶ岳から小冷沢の滑降は、上部と下部が問題である。



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