金山岳(敗退)

【山域】金山岳(2532m)
【場所】岐阜県
【日時】2004年1月28日(水)
【コース】平湯温泉スキー場 - 2080M - 平湯温泉スキー場
【メンバー】単独
【装備】バンデットX 170cm, ディアミール・フリーライド, ガルモント-Gフィット
【地図】焼岳, 乗鞍岳
【天気】曇り



南隣の猫岳方面(大崩山):山スキーの順番待ち



雪を纏う木々



西隣の輝山(てらしやま):山スキーの順番待ち


さんこう記録

2004年1月28日(水):平湯温泉界隈の山スキーの偵察と、本格的ラッセルの経験を
兼ねて、金山岳への山スキーに出かけることにして、6時過ぎ農園を出発する。
気温-12.6度、暗闇と道路の圧雪のため慎重な運転を心掛ける。
途中、穂高町辺りで、北アルプスがモルゲンロートに燃えはじめる。
8時過ぎに平湯温泉スキー場に到着、リフトは動いているが営業は8時半?
8時半過ぎにリフトに乗る(600円)、リフトトップは既に1770mである。
シールを貼り、9時にスタート。最初はかってゲレンデあった斜面であるが、
ひざ下くらいのラッセルが続く。スキーのトップを浮かせるため、向こう脛の筋肉を
使う事になる。初めての本格的?ラッセルの経験である。1870m辺りから尾根筋に
なるのだが、フラットな斜面ではなく風に吹き寄せらた雪の小山の連続で苦労
させられてしまう。眺望はあまり無く、時たま南隣の大崩山、北隣のアカンダナ山が
望める程度で、金山岳そのものはガスの中である。1921mのピークを越えた鞍部からは
南西面にやや開けた斜面が続く、下りのパウダーが楽しめそうである。
2080m辺りでルート取りに失敗し、埋もれた木の枝の上で方向転換を繰り返すうちに
左脚のシールが剥がれてしまう。11時30分、ラッセル経験はここまでとして
下山することにする。シールを外し滑降開始、雪が深くあまり滑らない。
南西面の斜面も直滑降に近くないとスピードが出ない。これがパウダーランか?
鞍部でシールを貼ろうとするが、剥がれたシールが貼りつかない。
片足シール登高もダメ、ツボ脚では股下まで潜り先に進めない。緩斜面なので、
スキー登高を試みる、非常に消耗する。天気が回復しているから良いが、
悪天候だと相当不安になることであろう。
登りの消耗が嫌なので、1921mのピークは左(南)から巻き、平湯大滝下流の
支沢の砂防ダムの記号がある沢に滑り込むことにする。非常に急な沢で、
雪崩が気になるが、樹林が多いのでなんとか大丈夫と思い込むことにする。
この急斜面が、パウダーランに快適なのである、もっとも何回転んだか忘れたが...
なんとか砂防ダム到着。その下には、平湯大滝を眺める人たちの歩道が出来ている。
林道をスキーで下り、12時50分平湯温泉スキー場に無事到着。
本日の教訓、シールの不具合は致命的である。春の締まった雪ならツボ脚で行動
出来るが、新(深)雪ではスキーシールが効かないと登ることがかなわず致命傷となる。



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