飯豊・本石転び沢

【山域】梅花皮岳(2,000m)
【場所】山形県
【日時】2004年5月28日(金)
【コース】飯豊山荘 - 石転び沢出合 - 本石転び沢出合 - 梅花皮岳山頂 - 本石転び沢出合 - 飯豊山荘
【メンバー】単独
【装備】バンデットB1 150cm, ディアミール・チターナル3, ガルモント-Gフィット
【地図】長者原、飯豊山
【天気】曇り・時々晴



石転び沢




本石転び沢




北股岳




左雪面(頂上へのルート)・その右岩下のシュルンドがスタート地点




スタート地点からの上部雪庇:乗越不能




スタート地点からルートを俯瞰




滑降途中から上部を振り返る




本石転び沢を振り返る



コース図

さんこう記録

2004年5月27日(木):午前中に用事を済ませ、午後に埼玉の自宅を出発。
東北自動車道に乗り、一路北を目指す。美麻に拠点を移す前は東北が活動範囲で
あったのだが、久しぶりの飯豊である。夕方6時前に飯豊山荘の駐車場に到着。
かっての飯豊山荘までの道は、未舗装で緊張したものであるが、完全舗装がなさ
れており昔日の感がある。平日にもかかわらず駐車場には数台の車がある、多く
は釣師の車のようである。
2004年5月28日(金):4時過ぎに起床、朝食を済ませ 5:08 自転車で出発。
5:25 温身平砂防ダム下に到着、足回りが運動靴でありここまで快調である。
梶川沢出合(690m)で、雪渓に乗ることが出来た。平年より若干雪が少ない模様である。
6:52 石転び沢出合に到着、天気は曇り空であるが、石転び、入り門内両沢が
よく見渡せる。石転び雪渓は出合(850m)から稜線まで約1,000mの標高差があり、
三大雪渓に劣らぬスケールがある。毛勝谷を入れて五大雪渓と呼ぶべきかもしれない。
7:55 本石転び沢出合(1200m)に到着。本石転び沢はある面で不遇な沢である。
石転び沢の広大な沢筋からは全体像が伺えず、小さな支沢としか見えず、登山者に
注目されることはほとんど無い。しかし、"本"と付くように梅花皮岳(2,000m)に
直接突き上げる急な沢である。本石転び沢にアイゼンを付けて上ってゆく。
上部はなかなか急であるうえに、雪庇が出ている。左側の雪庇右に弱点が見える、
左の雪庇を目指して登る。途中、右上方の崩壊地から50cm大の長方形の岩が落ち
てくる。左に避けようとするも、回転により岩が左上に向かうので、下手に動かず
進路を見極めることにする、岩は上方5m程で急に進路を下に変え、左脇1m程の
所を通過する。幸い雪の飛沫を浴びただけだが肝を冷やしてしまった。石転びの
名称通り落石の怖い沢である。
沢の上部は急で、ピッケルを刺しながらの登行となる。雪庇の下に到着して愕然と
する、雪庇と雪面の間に亀裂が入りとても乗越せる代物ではなかった。周囲を
見渡すと左雪面が上部に続いており、なんとかルートとなりそうである。若干
クライムダウンして、左雪面を辿る。一部雪が切れているが、頂上直下迄続いて
いた。10:10 梅花皮岳山頂に到着です。あいにく飯豊本山方面はもやっている。
北股岳は指呼の間であるので、北股沢を良く偵察しておく。
10:25 下山開始、アイゼン、ピッケルで雪面を下り、岩の下のシュルンドで
スキーの準備をする。急斜面であるが余り緊張感はない。10:38 滑降開始。
雪質も良し、ジャンプターンが決まる。山スキー至福の時である。一挙に高度を
落として行く。登りの時上部がガスっておりよい写真が撮れなかったことを思い
出し、沢後半で止まり写真を撮る。ついでに上着も脱ぐ、後は鼻歌交じりの
山スキーです。
10:58 梶川沢出合でスキー終了。運動靴に履き替え、一路下山。
11:57 温身平砂防ダム下に到着です。後は楽チン*2の自転車です。
12:07 飯豊山荘駐車場到着、ノンアルコールビールで喉を潤し、飯豊山荘の
温泉で汗を流します。
午後6時に美麻の農園に到着。美麻-飯豊の方が埼玉-飯豊より20K程近い。
今後、飯豊も山スキーの領域に含めましょう...。

<タイム>
5:08  飯豊山荘駐車場
5:25  温身平砂防ダム下
6:52  石転び沢出合 
7:55  本石転び沢出合
10:10 梅花皮岳山頂
10:25 下山開始
10:38 滑降開始
10:51 本石転び沢出合
10:58 スキー終了
11:57 温身平砂防ダム下
12:07 飯豊山荘駐車場



HOME