白馬乗鞍岳

【山域】白馬乗鞍岳(2,436m)
【場所】長野県
【日時】2004年2月24日(火)
【コース】栂池スキー場 - 天狗原 - 山頂 - 山ノ神 - 白馬乗鞍スキー場
【メンバー】単独
【装備】バンデットX 170cm, ディアミール・フリーライド, ガルモント-Gフィット
【地図】 白馬岳, 雨中
【天気】晴れ



栂池スキー場トップからの白馬乗鞍岳(右)



栂池自然園



鹿島槍・五竜・唐松岳



唐松岳と唐松沢(滑りたい、滑れるかな?)



白馬槍・杓子



雷鳥の子供 (驚かしてごめんね)



山ノ神方面を振り返る(1,598m ピーク手前の鞍部より)


さんこう記録

2004年2月24日(火):昨日は雪であったが今日は晴れの天気予報である、新雪ラッセル
・パウダーが保証されているので、山スキーに出掛けることにする。
少し出遅れて、7:20に農園出発。初めての栂池・白馬乗鞍岳へ車を走らせる。
少し興ざめなのは、駐車場が高い(平日500円)、ゴンドラ(1360円)も高い、まるで
西武が営業しているかのようである。リフトを乗継9:00にゲレンデ最上部へ。
後立山連峰が一望出来る。林道へ斜滑降気味に滑り込む。シールを貼り9:15スタート。
林道はピステンで圧雪されている、いつもそうなのであろうか?先行者は山スキー
一名、ボーダーの一群のスノーシューの踏み跡がある。林道のショートカットが
判らないので、トレースを利用させてもらう。山スキーヤーは何度か通っているのか
コース取りに優れている。
9:50 栂池自然園に到着、ピステンはロープ-ウエイの管理者の跡であった。
天狗原へ向かう、山スキーヤーがラッセルをしている、途中でボーダーのパーティを
追い越す。天狗原になると風が強くなる。自然園までは春の陽気でTシャツ一枚で
十分であったのだが、上着を羽織ることになる。小蓮華岳に雪炎が上がっていた
ので山頂は相当風が強いようだ。白馬乗鞍岳は雪の一枚バーンである、しかも
シュープールの跡は皆無である。先行する山スキーヤーは頂上を回避し、自然園側に
滑り込む体勢である。頂上直下傾斜が無くなると地吹雪が舞う、表面の雪は飛ばされ
地表と岩が散乱する、11:45 頂上のケルンに到着。ケルンを風除けにして早々に
下山の準備に入る。12:00 下山開始、頂上の緩斜面を過ぎて待望の一枚バーン
しかも最初のシュプールを刻むことになる。下に登山者が見て取れる、新雪は
まだ慣れていない、無様に転倒しないことを念じてスタート、スキーも何とか浮く
歓声をあげるまでは行かないがターンもきまる、よかった...。
下山ルートは山ノ神を選択し、天狗原を北東にルートを取る。天狗原末端までは
すこぶる快適である。末端から2072mピークを目指すが稜線上は風により雪面が
うねっており少々苦労させられる。問題の2072mピークを右から巻くことにする
(本当は左から巻かなければいけない)、急斜面のトラバースの為、親沢源頭の
快適そうな斜面に何度か滑り込みたい誘惑にかられる。なんとか回り込みに成功。
稜線上には山ノ神ルートの標識が打ち付けてあった。山ノ神も含めアップダウンが
あるので、北面(左)斜面をトラバース気味にパスする。山ノ神を過ぎ稜線を辿るが
風の通り道のため、うねり状態を越え、鋸の歯状の雪面である。稜線を諦め、
北面をさらにトラーバースを続ける。1920mあたりまで下ったので、一度稜線に登
り返す。南東に開けた斜面が続き、稗田山とおぼしき山(本当は1598mピークであった)
が認められたので滑り込むことにする。確かに山ノ神コースの標識も認め安心する。
特徴のない斜面を稗田山目指して滑降を続ける。雪面には動物の足跡が多い、
中には熊とおぼしき足跡も認められる。13:50 稗田山と思った1598mピーク手前の
1550mの鞍部に到着。どうも稗田山ではないようである、ピークに立つ気力がうせており
南面に栂池スキー場も確認出来ているので、南面をトラバース気味に巻き込む
事にする、只、谷まで降りすぎると万が一のことがあるので、出来るだけ高度は
維持することにする。痩せた尾根を巻き込むと偶然にも(地図には記載されてい
ない)林道に出くわし、それを辿ることにする。しばらく進むと、白馬乗鞍スキー場
トップに至る。スキー場横に楽しそうな尾根が手付かずで放置されているので、
そちらのパウダーを楽しませてもらい、楽しみのお返しの苦労の登り返しをして
スキー場に戻り、最後はスキー場の駐車場を目指す。
15:00 出来れば、シャトルバスでもあればそれで栂池スキー場へ戻れればと
思ったのだが...。
結局、徒歩で栂池スキー場まで帰ることになってしまった。
15:45 一路農園を目指して、栂池スキー場を出発。疲れた。

今日の教訓、もう少し気力・体力を付けないと危険である。登りの苦労を厭い
トラバースに逃げているのが如実に現れている...。



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